（SUPERKIND【インタビュー ①】に続き）
「グループコンセプト？ 無理やり理解するより、自然に馴染むようになった」
グループSUPERKINDが、ある人からは「難しい」と評価される自分たちの世界観についてこのように明かした。
SUPERKINDは先月18日、ヒューマンメンバー（デイモン、ゴン、ユジン、シオ、JDV）とAIメンバー（セジン、スン）全員が参加する初アルバム「Profiles of the Future(Profiles of the Future) (Λ) : 70%」を発売した。タイトル曲「Beam me up（2Dx3D）」をはじめ、「Speed（2D）」、「Beam me up（3D）」、「(Mugshot（SMMG）」まで計４曲が収録された。
今回の曲には韓国語、日本語、英語などの３か国語が登場し、注目を集めた。
デイモンは「映画『メン・イン・ブラック』とアニメ『カウボーイビバップ』にインスピレーションを受けた」と言い、「『メン・イン・ブラック』のウィットに富んだ追跡戦と『カウボーイビバップ』のアニメの感じを伝えるために日本語を選択した。不慣れかもしれないが、伝えたい感じを表現するためにたくさん努力した」と説明した。
日本語を録音しながら、メンバーたちは「発音的な部分はもちろん、直す必要があったが、ファンタジーの要素が好きなので、楽しかった」と振り返った。
人間メンバーとAIメンバーが一緒に活動する「A-idol １世代」であるだけに、SUPERKINDの音楽は「未来志向」で、聞いているとSF映画を連想させるように夢中になれるのが魅力である。 メンバーたちも「珍しい」音楽と「型破りな試み」をする自分たちの姿に大いに満足しているようだった。
普段、映画鑑賞が趣味だというデイモンは、今後やりたいコンセプトを映画に例えて説明した。彼は「映画『ブレードランナー』のKという警察官はレプリカントだが、自分が人間ではないかと悩む。そのような悩みは面白いと思う」と言いながら、「多くの人々が自分のアイデンティティについてたくさん悩んでいるが、このような部分を一緒に悩みながら解き明かしてみると、別の絵が出ると思う」とアイデアを伝えた。
これを聞いていたJDVは「私は実は『ミッドナイト・サン』や『君の膵臓をたべたい』のようなロマンス映画が好きだ」と予想外の趣向を公開し、「実はグループコンセプトを無理やり理解するより、活動しながら徐々に馴染んでいった」と率直に告白した。
SUPERKINDにとって世界観は欠かせない要素である。全体的な世界観はこうだ。NUKE（AI）とPIRDE（人間）、二つの種族のメンバーたちが次元を合わせるために出会ったということ。この他にも、メンバーたちはSUPERKINDの世界観は「探検」に集約されると口を揃えた。
「WATCH OUT」の頃は『バトルロイヤル』のコンセプトでセジンと会い、「MOODY」の頃は高校のミステリー世界観でスンと会った。 今後、SF３部作を予定している。SUPERKINDと一緒に行く冒険だと理解してほしい」
世界観を理解するのに苦労はしなかったのだろうか。これに関してシオは「曲ごとに世界観が具体的な方なので、活動しながらすぐに没頭した。 グループの世界観は現実で活動することを中心に行われるので、あまり苦労はしなかった」と話した。
現在、SUPERKINDのAIメンバーはセジン、スンなど計２人である。デイモンは今後、追加でAIメンバーたちを増やす計画を持っている」と言いながら、「今後公開するコンセプトによってNUKEメンバーたちを追加する予定だ。PRIDメンバーたちも無限の可能性を秘めている。世界観によって伝達力が合うメンバーたちを追加する予定」と明かした。
（SUPERKIND【インタビュー③】に続く）
写真＝DEEPSTUDIO
