ホームニュースインタビュー(最悪の悪)イ・シンギ、ロックスターを夢見たサッカー選手…「ソ部長」になるまで【インタビュー③】

(最悪の悪)イ・シンギ、ロックスターを夢見たサッカー選手…「ソ部長」になるまで【インタビュー③】

(最悪の悪)イ・シンギ、ロックスターを夢見たサッカー選手...「ソ部長」になるまで

(最悪の悪【インタビュー②】に続き)

『最悪の悪』イ・シンギが俳優になるまでの自身の人生を語った。

7日、ソウル江南区(カンナムク)のカフェで、Disney+オリジナルシリーズ『最悪の悪』に出演したイ・シンギのインタビューが行われた。

『最悪の悪』は1990年代、韓・中・日麻薬取引の中心である江南連合組織を一網打尽にするため、警察のジュンモ(チ・チャンウクの劇中役)が組織に潜入捜査する過程を描いた犯罪アクションドラマ。イ・シンギは江南連合の一人で、残酷な性格を持つナイフ使いソ・ジョンリョル(ソ部長)を演じた。

2018年OCNドラマ『神のクイズ:リブート』で遅れてデビューしたイ・シンギはサッカー選手という経歴を持つ。小学生の頃から24歳まで選手としてトレーニングにトレーニングを続けた彼は、ロックバンドで歌を歌いたいという熱望で引退に至る。

イ・シンギは「ミュージカルを見て舞台に立ちたいと思った。ボーカル専攻で大学院に入ったところ、演技がベースになると言われた。卒業後、膝の怪我で踊ることが難しくなり、まずメディアの方に挑戦した。今は舞台もメディアも両方やりたいので、マルチプレイヤーが夢だ」と説明した。

彼は「母が歌の講師で、母の実家の方が歌が上手い。父はいろいろな事業をやっていて、そのうちの一つがビデオ屋だ。それでジャッキー・チェンやジェット・リーの映画ビデオをたくさん見た。 そのようなことが影響したのではないかと思う」と幼少期を語った。

そうしながら「特に父が映画をたくさん見ていた。母は大きな音が嫌いなので、一人で劇場にたくさん行っていた。私たちが映画の話をすると、父は全部知っていた」と付け加えた。

(最悪の悪)イ・シンギ、ロックスターを夢見たサッカー選手...「ソ部長」になるまで

忙しい両親のもとで一人でいる時間が多かったイ・シンギは、人と会うのが好きで、そこからエネルギーを得る外向的な人間になった。その当時の孤独が江南出身ではないソ・ジョンリョルの孤高な姿を作るのにも役立ったという。

また、選手時代がアクションにも役立ったとし、「体力的に大変なことはなかった。拳よりナイフを使うのが難しかった」と打ち明けた。その上で「アクションスクールに本当にたくさん行った。サッカーの時の後輩に会うなど、有意義な時間だった。 特にクーデターシーンは、私が望んでいたアクションスタイルだったので満足だ」と付け加えた。

彼は「サッカーを早く辞めた方だ。今まで生きてきて一番よくやったことがサッカーをしたことと辞めたことだ」と簡単ではない選択をした当時を振り返った。

続いて「両親に辞めるとも言わずに辞めた。荷物を持って行くと、’休みなのか’と聞かれた。 その時もすぐに言えなかった」とし、「高校の時、一度’音楽がしたい’と話をしたことがある。その時も’シンギが大変だから余計なことを言ったんだな’と真剣に思わなかった」と語った。

(最悪の悪)イ・シンギ、ロックスターを夢見たサッカー選手...「ソ部長」になるまで

また「音楽するのは大変だと言っていたのを思い出すが、今はすごく喜んでくれる。父を試写会に招待したこともある」と付け加えた。

その分「いつかは歌のアルバムも出したい」と話すイ・シンギは、挑戦してみたいジャンルは「メロ」を挙げた。彼は「メロとロマンスが好きだ。ノワールは絶対やると思った。ロマンスはイメージ的に難しいが、挑戦してみたい」と語った。

最後にイ・シンギは『最悪の悪』の視聴者に「ありがとうございます」と述べ、「もっと周りに知らせてください。作品も、ソ・ジョンリョルというキャラクターもよくできた。これからのすべての作品でも俳優として頑張りたい」とし、「見てない方も早く見てほしい」と伝えた。

一方、イ・シンギがソ・ジョンリョルとして熱演した『最悪の悪』はDisney+でストリーミング配信中で、イ・シンギは年末公開を控えたNetflix『京城クリーチャー』で大衆に会う予定だ。

写真=The Walt Disney Company (Korea)

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