ホームheadline【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

数多くのアイドル、その中には独自の芸術を創作したり、表現するアーティストが存在します。さらに独立に成功したアーティストたちは、自分だけの芸術をさらに広げていきます。メンバー「個人」をアーティストとしてフォーカスするXPORTSNEWSだけの企画インタビュー「アイドルティスト」。XPORTSNEWSが出会った「アイドルティスト」十五番目の主人公は、毎回ステージで’モンスター新人’という修飾語を証明しているKISS OF LIFEのリーダー、ジュリーです。 <編集者注>

(アイドルティスト]①に続き)KISS OF LIFEのジュリーは、「人」が好きで「愛」があふれる人だ。

最近のアイドルはダンスや歌はもちろん、ファンとのコミュニケーションの時間が目に見えて増えている。先のインタビュー当時、「’人なら誰でもいい’というわけではないが、すべての人を好きになろうとしている」と語ったジュリーは、’自分’をたくさん見せなければならないこのような状況も前向きに捉えていた。 彼女は「新しい人に会うのも好きだし、コミュニケーションするのも、話をするのも好き」と話し、「楽しい時間を過ごし、むしろとても幸せな時間を過ごした」とファンとのコミュニケーションに本気であることを明らかにした。

ただ、境界のない生活の中で「自分だけの時間」が重要だと最近気づいたという。 「オフ」の時は、ジュリー自身のためのことをするようにしている。ジュリーは「好きな音楽を聴いたり、運動をしたりすることが多い」とし、「やっとこういうことを考える余裕ができたと思う」と話した。

「私がある日車でお茶を飲んでいたら、『これだけは本当に自分のための時間だな』と思った。 このような時間を持つことで、より健康的で、よりジュリーらしい姿を見せることができるんだなと思った。 自分自身を愛することができるようになったという言葉がぴったりだと思う。」

自分を大切にするジュリーが考える自分自身の魅力も「明るいエネルギー」を伝えること。ジュリーは「最初の活動でも、多くの方からステージを楽しんでいる姿が素敵だとたくさん言われた。性格が思ったより明るくてリラックスしているので、それが”意外だ”という話を聞くと、『私が良いエネルギーを人々に伝えているんだな』と思い、さらにモチベーションが上がった」と笑った。

【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

ジュリーは6年という長い練習生生活を経験している。練習生として過ごした期間はもっと長いが、体感する変化はデビュー後6ヶ月も満たない時間だ。彼女は「練習生のジュリーは自分自身に刺激を与え続けたと思う。マインドトレーニングをしながら刺激していたのなら、今は私を刺激するものが多すぎる。6年間は自分に対して『私はステージに立つべきだ』、『デビューしなければならない』というように鞭を打って耐えてきたのなら、今はただ前にいるKISSY(ファンダム名)が刺激になり、メンバーが刺激になる」と変化した点を挙げた。

今は「KISSYのみんなに胸を張ってもらわなければならない」、「もっと多くの人がKISSYになってほしい」という気持ちになったのもデビュー後成長した点だ。ジュリーは「デビューしてアーティストとしてのジュリーは、私が吐き出す言葉、見せる音楽とダンスの重みをより感じるようになったようだ。 だからより慎重に、より責任感を持ちながらやろうと思っている」とし、「練習生の時は、もっぱら自分のためだったのなら、今はKISSYのため、(私が)影響を与えることができる皆さんのためだ」と付け加えた。

ジュリーはもちろん、KISS OF LIFEのメンバーはインタビューやステージのたびに健康的な自信を見せている。当然のことながら、その裏には激しい努力が隠されている。ジュリーは「そんな堂々とした自信に満ちた姿を見せるのは、実力が伴ってこそできることだと思う。メンバー達が実力があるとよく言われるし、実際そうなんだけど、裏ではもっともっと自分に鞭を打っている仲間たちだ。私も含めてみんな満足せず、常に進歩し続けようと努力し、練習しています」と語った。

絶え間ない練習のおかげで、ジュリーはメインポジションであるラップはもちろん、ダンスやボーカルもしっかりしている。ナッティと一緒にした「スモーク」チャレンジでは「ダンスメンバー」としても注目を集め、デビューアルバム収録曲「Bye My Neverland」のクリアなボーカルもマニア層が厚い。今回のアルバム中の「Says It」のシンギングラップも強い印象を残す。ボーカル欲ももちろん「ある」というジュリーは、ラップ以外のダンスとボーカルにも深い愛情を見せた。

「練習生時代はラッパーだったが、メインポジションはダンスだった。 アイドルを始めたのも、ダンスが大好きで始めた。 バレエを長くやっていたので、いつもステージで踊るときが一番幸せだった。 ダンスはラップとはまた違った感じで、とても大きな愛情がある。 だから、これから様々なジャンルをこなせるダンスの実力も見せたい。ボーカルは、ラップに申し訳ない話だけど(笑)、私はR&Bや落ち着いた曲を一番よく聴くので、ボーカルの音色が出せる機会があればとてもいいなと思う。 だから、3つすべてをこなせるアーティストになりたい。」

【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

幼少期にバレエをし、偶然ダンススクールに通ったことがきっかけで人生が変わった。10代の頃から大人になってデビューするまでの時間を振り返りながら、ジュリーは「アイドルをやるためにそういうことを経験したんだな、振り返ってみるとこの仕事をするしかない自分だった。とても自分に合った仕事だなと思う」と、仕事に対する愛情と情熱を感じさせた。

過去を振り返りながら「この仕事をするしかない自分だった」というジュリーは、これからも「この仕事」のための道を歩んでいく計画だ。彼女は「ただ、このように自分自身について研究して考えながら情熱が冷めず、初心を失わず。着実な成長のために切望して努力していけば、私が成し遂げたいことが一つ一つ叶っていくのではないか」と真摯に答えてくれた。

見た目のイメージはアメリカ・ハワイ出身の自由奔放な”ホットガール”だが、この日のジュリーは真面目に答えながらも、言葉が思い浮かばないときは「何でしたっけ?」とその時々の素直な反応を見せたり、写真撮影に使ったテーブルの片付けを手伝うなど、真面目で礼儀正しい一面が強い人だった。デビュー活動終了後のインタビューでも、ジュリーは「謙虚にもっと一生懸命準備して、期待以上のものをお見せしたい」と、強気な意気込みを語っている。自由奔放なイメージに礼儀正しさが溶け込み、謙虚さと自信が共存する。

様々な姿が共存するジュリーは、少しずつ”人間らしい姿”を皆さんに見せたい。「 堂々としているが自信がないときもあるし、自分を愛し誇りに思うときもあるが、それでも謙虚でなければならない。こういうことは、ほとんどすべての人が感じることではないだろうか。率直な姿を着実に見せたい。 そして私が成長する過程を多くの方と一緒にしたいし、お見せしたい」とも語った。

「元々、私はひどい完璧主義者だったのだが、KISS OF LIFEと出会い、(完璧な姿だけを見せるのではなく)その過程を全部見せたいという気持ちに変わった。 私たちが伝えたいメッセージが『完璧でなくてもいい』というもので、それが私に大きく響き、私を大きく変えた。 このメッセージが私にそうだったように、私も皆さんにそのような(完璧でなくてもいいという)影響を与えたいと思うようになった。」

【アイドルティスト】「KISS OF LIFEジュリーとして成し遂げることを期待して」②

アーティスト・ジュリーを”欲張り”と表現した彼女は、「アーティスト・ジュリーは欲と情熱に満ちていて、成し遂げたいことがとても多い」と、一つ一つ成し遂げたいことを明かした。ジュリーは「KISS OF LIFEと一緒にビルボードにも上がりたいし、音楽放送1位もとりたいし、韓国チャートにも入りたい。 また、本当に大きなステージにたくさん立ってみたいし、ツアーもしたいし、やりたいことがたくさんある」と本当にやりたいことを率直に挙げた。

成し遂げたいことも、やりたいことも多いアーティストのジュリーと違って、人間ジュリーの目標はただ「自分を失わず、健康で幸せでありたい」ということだ。ジュリーは「すべてのことを成し遂げる過程において、自分を守りながら楽しく幸せであることは言うのは簡単だが、簡単ではないと思う」としながらも、「今言っている自分の考えを失わずにやれば、やり遂げられると思う」と固い決意を伝えた。

「私たちの最初の活動を終えて2枚目を出すことになるが、また活動しながらどれだけ多くのことを学び、成長していくのか、私もとても楽しみ。 その過程を共にしたいし、これからKISS OF LIFEのジュリーとして成し遂げることをたくさん期待しながら、よく見守っていただければと思う。」

([アイドルティスト]③に続く)

写真=XPORTSNEWS DB

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