「芸能界麻薬スキャンダル」の中心にいる風俗店の室長A氏が最近、G-DRAGONが麻薬を投薬する姿を見ていないと供述を変えたことが明らかになった。
29日KBSによると、麻薬投薬の疑いで拘束起訴された江南風俗店の室長A氏は警察に対し「昨年12月7日、G-DRAGONが自分の風俗店を訪れた」とし、「G-DRAGONがいた部屋のトイレに置かれたトレーの上に投薬した後のコカインが残っていた」と供述した。
しかし、A氏は最近の警察の調査で、G-DRAGONに対する供述を覆したという。 調査が続くとA氏は「G-DRAGONが直接麻薬を投薬する姿は見ていない」として「G-DRAGONと共に自身の店を訪れたまた別の俳優C氏が投薬した可能性もある」と供述を変えた。
これまで警察は「昨年12月初めに店のトイレに行ってきた後、怪しい包装紙を発見した。 その後、G-DRAGONの行動がおかしかった」というA氏の供述をもとに、G-DRAGONが当時、該当風俗店で麻薬投薬をしたと見て刑事立件まで進めた。
G-DRAGONは先月、麻薬投薬の疑いで立件されて以来、ずっと自分の容疑を否認してきた。 弁護人を通じて数回麻薬投薬の事実がないことを強調し、法的対応まで示唆した。
また、G-DRAGONは13日、聯合ニュースTVとのインタビューでA氏の陳述と関連して「僕は今その方の行動がおかしいと思う。 僕もマスコミや記事の内容を通じて僕が今まで知っていることは、その人がどんな人なのか、女性室長が誰なのか、僕がする行動に関して事実なのか、なぜなら僕が聞いたところでは麻薬前科がある人なのでその人の陳述に信憑性があるのか、実は僕も疑問に思う」と伝えたことがある。
G-DRAGONは最近、自分が出席して警察の調査を受けた当時に実施した簡易試薬検査で陰性、その後毛髪と爪を採取して行われる国立科学捜査研究院(国科捜)の精密鑑定でも3回陰性判定を受けた。 出国禁止措置も解除された状態だ。
このように特別な情況証拠がなく、麻薬投薬の疑いと関連して国科捜の精密鑑定が全て終わったG-DRAGONはA氏の供述の覆しと相まって、追加の召喚なく検察に渡さない不送致で事件が終わる可能性が高くなった。
写真=XPORTSNEWS DB