グループNCT DREAMの「MMA 2023」のエンディングをめぐってネットユーザーの間で物議を醸している。
NCT DREAM(マーク・ロンジュン、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チョンロ、チソン)は2日、仁川インスパイアアリーナで開かれた音楽授賞式MelOnミュージックアワード(MELON MUSIC AWARDS、以下MMA2023)で大賞の一つである「RECORD OF THE YEAR」賞を受賞した。
この日、NCT DREAMは「RECORD OF THE YEAR」賞だけでなく、トップ10、ミリオントップ10、BEST GROUP MALE部門まで受賞し、4冠の快挙を成し遂げた。さらに、NCITY DREAMは今回の「MMA 2023」のラストを飾るステージに上がり、圧倒的なスケールのパフォーマンスで感嘆を誘った。
NCT DREAMは今年初めて「MMA 2023」に出演するという点で、ラインナップ発表と共に多くの関心を集めた。2016年にデビューし、毎年着実に成長を続けてきたNCT DREAMは、今年デビュー7周年を迎え、多彩な活動を展開した。昨年末に発表したリメイク曲「Candy」で大きな人気を集め、3枚目のフルアルバム「ISTJ」で夏を盛り上げて快進撃を続けてきた。
MelOnでは「Candy」で昨年12月4週目から今年1月2週目まで週間人気賞1位を4週連続で獲得し、「名誉卒業」トロフィーを受け取った。さらに、「ISTJ」は発売直後の1日で694万1,900回のストリーミングを記録し、MelOnの殿堂「ミリオンアルバム」に登壇した。
このように驚くべき記録行進の中でキャリアハイを達成したNCT DREAM。これにより、今年最も注目すべき音楽的成果を達成したアーティストとその制作者に授与する「RECORD OF THE YEAR」部門受賞チームという実を結んだ。
メンバーたちも今回の受賞に胸を躍らせ、ファンと喜びを分かち合った。マークは「本当に予想していなかった。今年はアルバムを1枚しか出せなかったが、音楽の大切さを常に守っていこうという心構えで来年のアルバムを準備している」と明かし、期待感を高めた。
チソンは「失望させないので、不安にならずに一緒についてきてくれれば頑張ります」と約束し、ジェノは「賞の有無を問わず、いつもステージに立つことができて感謝している。皆さんがいる限り、いつまでもステージに立ち続けられるアーティストになれるように努力したい」と誓った。
NCT DREAMのこれまでの活動と成長史が盛り込まれた「MMA 2023」大賞が発表された後、祝福の声が殺到したが、一部では「大賞」を受けた順番に疑問を示し、騒動が起きている状況だ。
「RECORD OF THE YEAR」が新たに追加された2018年から振り返ってみると、主に「ARTIST OF THE YEAR」を受けた大賞受賞アーティストがエンディングを飾った。2018年から2020年まで「ARTIST OF THE YEAR」を受賞したBTSがエンディングを担当し、2021年はIU、昨年はイム・ヨンウンが最後を担当した。2020年には「RECORD OF THE YEAR」部門を授賞しなかったこともある。
もちろん、4つの大賞の授賞順序はいつも同じではなかった。毎年順番は少しずつ違っていたが、「ARTIST OF THE YEAR」が4つの大賞受賞アーティストの中で最後のエンディングを飾るのは数年前から続いてきたので、今回のNCT DREAMの「大賞エンディング」についての意見が上がっている雰囲気だ。
さらに、この日「ARTIST OF THE YEAR」を受賞したNewJeansが「Ditto」で「SONG OF THE YEAR」まで獲得し、「大賞2冠」を獲得した点も疑問を呼び起こしている。NewJeansはこの日の順番上、最初の大賞と3番目の大賞を受賞、2つの大賞を受けても最も大きなスポットライトを受けることがなかった。
この順番に対する残念な声は、NCT DREAMファンダムからも聞こえてくる。エンディングでなくても十分に大賞の品格を享受できるNCT DREAMがエンディングを飾ったという理由で叱責される状況が残念だということ。
今年一年を彩り、K-POPファンに癒しと喜びを与えたアーティストたちの祭りの場として記憶される「MMA 2023」で締めくくるには十分な時間だったが、最後のエンディングをめぐって意見が分かれて玉に傷を残さないか、後味が悪い。
写真=XPORTSNEWS DB, MMA 2023