グループBIGBANG G-DRAGON(ジードラゴン:本名クォン・ジヨン)が麻薬退治財団設立と3億ウォン(約3287万円)寄付のニュースを伝え、麻薬疑惑嫌疑なし後、忙しい足取りで決めた行動を続けている。
25日、G-DRAGONの所属事務所Galaxy Corporation側は「G-DRAGONが設立した財団の名前は、justice(正義)とpeace(平和)を合わせたJUSPEACE Foundation(平和正義財団)に決まった。財団のスローガンは『平和を守ろう&愛の正義・正義の愛』だ」と明らかにした。
これはG-DRAGON側が先月21日に開かれた記者会見でG-DRAGONの新所属事務所行を公式に発表し、代わりに伝えた手書きの最後の挨拶でもある。
所属事務所によると、最初の寄付金は3億ウォン(約3287万円)で、G-DRAGONの名前で寄付する。
先にG-DRAGONは先月21日、手書きの手紙を通じて、最初の寄付はVIP(BIGBANGファンクラブ名)の名前を基に、今回の事件を通じて自主的に展開したキャンペーン活動名(Guardians of Daisy)の名前で全額寄付すると明らかにした。
Galaxy Corporationのチェ・ヨンホ代表は「財団はクォン・ジヨンの音楽を通じて偏見のない社会を実現しようとする強い意志を基に設立され、それに合った活動を展開していく予定」とし、「財団の最初のプロジェクトは麻薬退治と中毒青少年治療のための活動」と伝えた。
これに先立ち、G-DRAGONは10月に麻薬投薬の疑いで立件されたが、先月19日、容疑なしとして不送致処分を受けた。
仁川警察庁は、麻薬前科者である風俗店の女性室長A氏を捜査し、俳優イ・ソンギュンをはじめ、財閥3世、作曲家、歌手志望者などに対する麻薬投薬状況を把握して内偵を行い、この過程でG-DRAGONの名前も言及されたとし、彼を麻薬類管理に関する法律違反容疑で立件して捜査したことがある。
その後、G-DRAGONは「麻薬を投薬した事実がない」と主張し、調査に積極的に取り組むことを明らかにし、昨年11月、仁川警察庁広域捜査隊麻薬犯罪捜査系に自発的に出頭して調査を受けた。
G-DRAGONは麻薬簡易試薬検査から国立科学捜査研究院の精密鑑定まですべて陰性の判定を受け、G-DRAGONの麻薬容疑点が見つからなかった仁川警察庁も結局「容疑なし」で不送致した。
前所属事務所であるYGエンターテインメントを離れ、新しい事務所での出発を告げたG-DRAGONは、2024年のカムバック計画も伝え、忙しい歩みを予告した。
記者会見で予告した通り、麻薬退治財団設立を具体化したG-DRAGONは現在、諮問委員会に参加する医療保健、公共政策と行政、福祉と文化分野の専門家を推薦して選別しており、諮問委員会が構成され次第、公益活動の方向性を決める予定だ。
写真=Galaxy Corporation, XPORTSNEWS DB