グループ「P1Harmony(ピーワンハーモニー)」が海外での人気をもとに、韓国国内でさらに成長する決意を固めた。
P1Harmony(ギホ・テオ・ジウン・インタク・ソウル・ジョンソプ)は5日午後、ソウル広津区のイエス24ライブホールで1stフルアルバム「Killin’ It」発売記念ショーケースを開催した。
リーダーのギホは「デビュー当時から、フルアルバムがいつ出るか待っていた。今回のアルバムには私たちが得意なことをたくさん積み重ねて、たくさん探して努力した」とし、「’Killin’It’には私たちの長所をしっかり盛り込んだと思う。早くお見せしたいし、うまく伝わればいい」とカムバックの感想を述べた。
タイトル曲’Killin’ It’はミニマルなトラック構成にキャッチーなシンセサイザーサウンドが目立つ曲だ。808ベースと質感のあるラップフローが加わり、90年代のヒップホップを連想させる。自分が最高だから誰も真似できないという自信を描いた。
また、P1Harmonyは初のフルアルバムであるだけに、アルバムへの高い参加度を誇った。 ジョンソプはタイトル曲「Killin’ It」を含む全曲の作業に参加し、ギホ、ジウン、インタクも多数の曲作業に名を連ねた。
ジウンは「私たちが2000年代生まれなので、90年代のヒップホップの感性を理解するのは難しいと思った。私たちなりの方法で90年代のヒップホップ感性を解釈しようとした。 そうすれば、もっと面白い結果が出ると思って準備した」と新曲について説明した。
ギホも「アーティストからインスピレーションを受けるというよりは、映画の影響をたくさん受けた。今のコンセプトと衣装を見ると、『スーサイド・スクワッド』(Suicide Squad)を見てインスピレーションを受けた」とし、「私が感じたP1Harmonyは、きれいなスーパーヒーローより、もっとダークなイメージが似合うと思って、そういう面でインスピレーションを受けた」と今回のアルバムのビジュアルコンセプトを説明した。
特に、P1Harmonyは昨年発売したミニ6thアルバム「HARMONY : ALL IN」で米国ビルボードメインアルバムチャートである「ビルボード200」に入選したことに続き、コラボレーション曲「Fall In Love Again」は現在、米国メディアベーストップ40(Mediabase’s Top 40 Radio Airplay Chart)チャート、ビルボードポップエアプレイ(Billboard’s Pop Airplay)チャートでそれぞれ8週間、7週間連続チャートインし、長期興行中だ。
海外で良い反応を得ながら成長しているだけに、このような人気をもとに韓国国内での地位をさらに固めるという戦略を予告した。
ギホは「私がカナダで育ったせいか、私はビルボードチャートをいつも見て育った。チャートに上がる曲やアルバムを聞きながら成長してきたので、私たちのアルバムがそのチャートに上がったというニュースを聞いて実感が湧かなかった」とし、「一度ビルボードに上がったので、今回のアルバムではもっと高い順位に上がることを目標にしたい。 今回のアルバムでビルボードの順位も上がったが、音楽放送1位もしたい」と目標を明らかにした。
ジョンソプも「1月のグローバルツアーで感じた。 39カ国という国を回ったが、僕たちを訪ねてくれて楽しんでくれたことだけでも感謝している。また、一つ一つ熱心に楽しんでくださって、僕たちの音楽を愛してくださっていると思い、僕たちの成長を感じることができた」と海外での人気について感謝の気持ちを伝えた。
最後にインタクは「2024年が奇跡の年になればいいなと思う。メンバーたちが今回のフルアルバムに本当に全身全霊を込めて魂を注いだ」とし、「それだけ自信があり、ファンを含む大衆に見せることに大きな自信を持っている。今回のアルバムを通じて私たちを知っていただき、愛してほしい」と呼びかけた。
メンバーたちも「今年の予定されているツアーのラインナップを見て驚いた。 こんな素敵なアーティストたちと同じステージができるのかと思った。私たちがこれまで良い姿で努力してきたから、アメリカでもそんな姿を良く見てくれたのではないかと思う。 このような機会が来た時、逃さないように最善を尽くしている」と付け加えた。
写真=XPORTSNEWS