ホームニュースインタビュー【インタビュー】新海誠監督「スラムダンク、すずめのライバルです」

【インタビュー】新海誠監督「スラムダンク、すずめのライバルです」

新海誠監督が韓国で日本アニメーションの人気を牽引している自身の演出作「すずめの戸締まり」と「ザ·ファーストスラムダンク」(監督井上雄彦)を「ライバル」と称した。

新海誠監督は27日午後、韓国ソウル龍山区のあるホテルで開かれた映画「すずめの戸締まり」の来韓インタビューで多様な話を伝えた。

去る3月、「すずめの戸締まり」韓国封切りに合わせて来韓した新海誠監督は「300万観客を越えれば再び韓国を訪れます」という約束を守るために韓国を再び訪れた。

「すずめの戸締まり」は長期興行を続け、1ヶ月以上韓国ボックスオフィス上位圏を守っているのはもちろん、27日までに498万人の観客を集め500万観客突破を目前にしている。

この日、新海誠監督は「20年間アニメーションを作っていますが、新作を作るたびに韓国を訪れてきた。 ほぼ20年経ちますが、その間に韓国と日本の関係は良かったことも良くなかったこともあります。 だが、それと関係なく毎回韓国を訪ねてきて、韓国観客と継続的にコミュニケーションをしてきた」として「そのように長い間やってきた結果がこのような良い結果を産んだのではないかと思う」と興行感想を答えた。

日本配給会社の東宝によると、今月20日までに「すずめの戸締まり」は42カ国と地域で公開され、グローバル累積興行収益約2245億ウォンを突破した。 また、海外総累積観客数3000万人を動員するなど、世界的な興行を続けている。

先立って「すずめの戸締まり」は昨年11月11日、日本公開当時、新海誠作品の中で歴代最高オープニングスコアを記録し、日本韓国で1千万観客を突破してブームの始まりを予告し、韓国でも現在まで今年の劇場公開作品の中で最多観客動員および歴代韓国公開日本映画興行1位記録を立てたことがある。

「すずめの戸締まり」と共に韓国で日本アニメーションの人気を共に導いた作品は、今年1月に韓国で公開され、3ヶ月以上長期興行中の「ザ·ファーストスラムダンク」だ。

新海誠監督は韓国で「すずめの戸締まり」が「ザ·ファースト·スラムダンク」の観客数(27日までに455万人)を抜いた内容を聞いた後、「『ザ·ファースト·スラムダンク』に勝ったと聞いた時、嬉しかったです」と笑いながら語った。

続いて「そして日本でも実際に『すずめの戸締まり』と『ザ·ファーストスラムダンク』はライバルです。 中国でもそうです」と話した。

また「韓国では『ザ·ファーストスラムダンク』が先に公開され、その後『すずめの戸締まり』が公開されたのではないでしょうか。 その順番についてありがたく思っている面がある」と再び笑いながら「韓国観客が『ザ·ファーストスラムダンク』を見ながら、『すずめの戸締まり』もより一層関心を持って見てくださったようだ」と付け加えた。

「中国では封切り順序が反対だった」と話を継いだ新海誠監督は「それで『すずめの戸締まり』が封切りして1位に上がっていた状況で『ザ·ファーストスラムダンク』が公開され、日本アニメーションブームが起きることになった。 現在、中国では「ザ·ファーストスラムダンク」が熱心に「すずめの戸締まり」を追いかけてきています。 私たちの映画が追われている状況です」と冗談交じりで現場に愉快さを加えた。

新海誠監督は「こういう状況がとても良いことだと思っています。 「ザ·ファーストスラムダンク」でも「すずめの戸締まり」でもまた「名探偵コナン」でも、日本のアニメをこのように多くの方々が見てくださって魅力を感じてくださるということは幸せな状況だと思います」と落ち着いて話した。

「君の名は。」から「天気の子」、「すずめの戸締まり」まで着実に作品活動を続け、9年余の時間を過ごしたと話した新海誠監督は「次の作品まで災害を素材にした映画を作ってはいけないのではないかという気もする。 他のテーマに挑戦すべきではないかと思います」と述べ、今後の計画を少し耳打ちした。

写真=エキスポのニュース、ショーボックス、NEW

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