歌手BoAがグループNCT WISH(エヌシーティーウィッシュ)の頼もしいプロデューサーとして登場した。
NCT WISH(シオン、ユウシ、リク、サクヤ、リョウ、ジェヒ)は4日午後、ソウル龍山区ブルースクエア・マスターカードホールでデビューシングル「WISH」発売記念ショーケースを開催した。
デビュー曲「WISH」は、オールドスクールヒップホップをベースにしたミディアムテンポのダンス曲で、これから始まる新しい未来に「願い」を込めて前に進むというメッセージを込めた。
デビューサバイバルオーディション「NCT Universe : LASTART」を通じて結成されたNCT WISHは、「WISH for OUR WISH」というキャッチフレーズのもと、音楽と愛ですべての人の願いと夢を応援し、一緒に叶えていこうという抱負を持ったチームだ。
また、NCTの最後のチームとして「無限拡張」体制の目玉となるNCT WISHは、唯一の韓国人メンバーであるシオンとジェヒをはじめ、リク、ユウシ、リョウ、サクヤまで4人の日本人メンバーで構成された。
これとともに注目すべき点は、「アジアの星」歌手BoAがNCT WISHのプロデュースを担当し、プロデューサーとして活動領域を拡大したこと。2001年、SMの現地化戦略で世界第2位の音楽市場である日本に進出し、韓国歌手として初めてオリコン1位と100万枚以上の売り上げを記録したBoAは、これまで培ってきたノウハウと洞察力、自身のセンスと個性をもとに、韓国と日本で同時デビューした彼らの成長を支援する。
この日、プロデューサーとしてマイクを握ったBoAは「多くの方が私がプロデュースをするというニュースに驚いたと思う。このメンバーは直属の後輩でもあるが、オーディションプログラムを通じて私が直接選んだメンバーなので、より思い入れがある」と語気を強めた。
続けて「韓国と日本で同時に活動するチームなので、私が韓国と日本を行き来しながら活動した瞬間も思い出しながら、もっとうまくいってほしいという思いで(プロデューサーとして)参加することになった。会社からも良い提案をいただいた。メンバーたちが良い音楽とステージで大衆を魅了してほしいと思った」とプロデューサーになった理由を明かした。
NCT WISHのチームカラーは’清涼感’だと強調したBoAは「NCT WISHはこれから自分の願いと夢を叶えながら、多くの人を応援したい。清涼でありながら、既存のNCTが持つ’NEO'(新しさ)の色を維持することに重点を置いた」とし、「NCT WISHのすべての曲は、人々が聴きやすいイージーリスニングを選択した。WISHの曲を聴いた時、多くの人の心を一気に掴むことができるように、デモ段階からKENZIE作家さんと多くの悩みを共有しながら方向性を決めた。パフォーマンスはNCTならではのエネルギッシュなDNAを取り入れた」と差別化を説明した。
いつの間にかメンバーと9ヶ月間苦楽を共にしているBoAは、「毎日目に見えて変わる成長過程からチーム結成の瞬間まで一緒に見てきたチーム」とし、「チームのアイデンティティにふさわしく、良い方向に導いてくれるプロデューサーであり、正しい道に成長できるようメンターとして共にする」と伝えた。
一方、NCT WISHのデビューシングル「WISH」は現在、各種オンライン音源サイトで聴くことができる。
写真=XPORTSNEWS