グループ&TEAMのファンサイン会進行チームの過剰検査が論争になっている。
去る8日、&TEAMは2枚目のミニアルバム「First Howling : WE」の対面ファンサイン会を行った。
しかし、ファンサイン会が終わった午後、SNSやオンラインコミュニティにはファンサイン会の進行に関する不満の声が上がった。ファンサイン会に参加したファンは「スタッフが『胸を触る』と胸を押さえ、電子機器があると推定されると小さなスペースに連れて行き、服を上げさせた」と口コミを伝えた。
服を上げさせられたという口コミ投稿者は、「ある人がドアを開けて入ってきて、私が下着を検査されるのを見た。とても恥ずかしく、人権が底をついた気分だった」と付け加えた。また、他の参加者は、実際に検査後に電子機器が出なかったにもかかわらず、謝罪の言葉もなく帰されたと話した。
下着検査を行う理由は、録音が禁止されているファンサイン会場で下着などに電子機器を隠して録音を試みることを防ぎ、会話の外部流出を減らすためだという。しかし、直接的な身体検査は過度だという反応だ。
ネットユーザーは「セクハラだ。申告すべきだ」「空港でもあんなことはしない」「ファン心を利用したパワハラ」という反応を見せた。
不当な行為であるにもかかわらず、直接抗議する場合、その後のファン活動に制約が生じることを恐れて積極的に動けないということだ。
さらに、アイドルのファンサイン会の現場は数十、数百万ウォン相当のアルバムを購入しなければ行けないにもかかわらず、自分の声を出せないファンの姿に切なさを醸し出している。
物議を醸すと、&TEAMファンサイン会の主催者であるWeverseショップがファンサイン会の下着検査論議について謝罪した。
Weverseショップは9日、公式ホームページを通じて&TEAMファンサイン会に関する謝罪のお知らせを掲載した。
Weverseショップは「ファンサイン会はアーティストとファン間の1対1の会話の場で、録音内容が外部に流出し、ファンとアーティストが一緒に困る状況を防ぐため、録音と撮影が可能な電子機器の持ち込みを厳格に制限してきた。 これまで多くのファンの方々がこれに積極的に協力してくれた」と明らかにした。
しかし、最近、電子機器を体に隠して持ち込むケースが多数発生し、女性警備員によるセキュリティーボディチェックが行われた。これに対し、一部のファンは身体の特定部位の接触や捜索などに不快感を示した。
Weverseショップは「いくらセキュリティ上の理由であっても、ファンの方々を不快にさせる根拠にはならないことをよく理解している。現場でこのようなことが起きたことを心からお詫び申し上げます」と頭を下げた。
また、「今後、セキュリティ目的の検索に非接触方式を導入するなど、改善案を準備し、快適で楽しい雰囲気でアーティストとファンサイン会に参加できるようにする」と約束した。
一方、&TEAMは2022年にデビューしたハイブルレーベルズジャパンが作ったグローバルグループだ。デビュー後、日本で先に活動し、今回のアルバムを皮切りに韓国と日本で同時活動する。ウィジュ、フウマ、ニコラス、ユウマ、ジョウ、ハルア、タキ、マキが所属している。
写真=オンラインコミュニティ、HYBEレーベルズ