歌手IUをめぐる盗作疑惑に作曲家たちが立場を明らかにした。
11日、「いい日」と「赤い靴」の作曲家イ・ミンスは「盗作疑惑に関する記事を読んだ」と自身の立場を伝えた。
彼は「赤い靴」は発売当時である2013年に反論したことを挙げ、「これ以上の見解は無意味で、自粛してきた」と明らかにした。
続けて「最近、拡大、再生産を超え、度を越えたアーティストに対する非難に文章を書く」とし、「いい日」と「赤い靴」ともに「他人の曲を参考にしたり、念頭に置いて作業しなかった」と疑惑を否定した。
「BBIBBI」を作曲したイ・ジョンフンも盗作疑惑を全面否定した。
イ・ジョンフン作曲家は「最近、「BBIBBI」の盗作疑惑でIUが告発されたニュースを知った」とし、「一次的に対象を間違えたことを残念に思う」と伝えた。
彼は「著作権(知的財産権)は作曲家の領域」とし、自分ではなくIUを告発した状況は「アーティストを傷つけようとする意図」と予想した。
その上で、「『BBIBBI』を作業し、他のどの作品も盗作していない」と主張したイ・ジョンフン作曲家は、比較される音楽との差別性、個性を確認することができたと線を引いた。
また、今後も追加的に説明が必要な場合は「法的な手続きを通じてでも誤解を正す」とし、「私の創作物の意味を保存するための固い意志であるだけでなく、現存する作家たちの創作環境を少しでも望ましい方向に改善していくため」と強調した。
2018年に発表されたIUのシングル「BBIBBI」は、イ・ジョンフンが作曲、IUがプロデュースと作詞に参加した曲で、IUのデビュー10周年を記念して発売された。
一方、韓国メディア「毎日経済」は10日、一般人A氏がIUが著作権法を違反したとし、ソウル江南警察署に告発状を提出したという事実を報じた。告発された曲は「赤い靴」「いい日」「BBIBBI」「かわいそう」「Boo」「Celebrity」など6曲で、IUは「Celebrity」の作曲に、「BBIBBI」はプロデュースに参加した。
その後、所属事務所EDAMエンターテインメントは「虚偽の事実を基にした無分別な第三者の告発と加害など、犯罪に関する強力な対応は止まらないだろう」という立場を明らかにした。
写真=xportsnewsDB、EDAMエンタテインメント