歌手兼俳優ペ・スジに悪口を言った40代男性A氏に侮辱罪が確定した。
27日、最高裁判所第3部（主審アン・チョルサン最高裁判事）は、侮辱容疑で起訴されたA氏の再上告審で罰金50万ウォン（約５万4000円）を宣告した原審判決を確定した。
A氏は2015年10∼12月、あるインターネットポータルサイトに掲載されたスジ関連記事のコメント欄に侮辱的なコメントを残し、スジから告訴された。
検察は罰金刑の略式命令を請求したが、Aさんは無罪を主張し、正式裁判を請求した。Aは2015年に悪口を残した後、長い裁判の末、8年余りぶりに侮辱罪確定判決を受けることになった。
これに先立ち、昨年12月、最高裁はA氏に対して無罪を宣告した原審を破棄し、事件をソウル北部地裁に差し戻した。1審はA氏の名誉毀損を認め、罰金100万ウォン（約10万9000円）を宣告したが、2審では無罪判決を下した。
しかし、最高裁はA氏が残したコメントのうち、被害者を性的対象化する方法で卑下した表現については侮辱罪に該当すると判断した。 また、芸能人の私生活に対する侮辱的な表現について表現の自由を根拠に侮辱罪の構成要件に該当しないか、社会通念に反しないと判断する際には慎重でなければならないとした。
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