歌手チョン・ソミ側が「Fast Forward」ミュージックビデオのキャラクターの類似性を認め、削除措置を取った。
チョン・ソミは去る7日、新EPアルバム「GAME PLAN」を発売した。タイトル曲は「Fast Forward」で、エネルギッシュなディープハウスジャンルに強烈なパフォーマンスが調和した曲だ。
様々な活動を通じて国内外で多くの注目を浴びたチョン・ソミの新曲だけに、「Fast Forward」のミュージックビデオも熱い関心を集めた。YouTubeワールドワイドトレンドチャート1位、24時間以内に最も多く視聴されたYouTubeミュージックビデオ1位などの記録を樹立した。
しかし、一部で「Fast Forward」のミュージックビデオに登場したイラストキャラクターが日本の漫画「うる星やつら」のキャラクターと似ているという指摘が出た。トレーシングは、原作と類似して描く行為で、「うる星やつら」のウィンクする姿、ウィンクした目のまつげ、顔のラインなどの部分が似ているという意見が相次いだ。
最初に類似性が提起された8日、所属事務所THE BLACK LABELはXPORTSNEWSに「確認が必要な部分」という立場を明らかにし、翌9日午前まで「確認が遅れている」と了解を求めた。
続いて9日午後、所属事務所側は「チョン・ソミEPアルバムのタイトル曲「Fast Forward」のミュージックビデオ公開後、映像の中に登場するアニメキャラクターが他作品のキャラクターと見た目が似ているというニュースを聞いた後、直ちに検討し、該当シーンを削除および修正することを決定した」と公式立場を明らかにした。
そして「早急に該当シーンを交換する予定で、できる限りの措置を取る予定」とフォローアップについて説明した。
また、「所属事務所として作品についてより綿密に確認することができず、ご心配をおかけしたことに深くお詫び申し上げます。今後、上記のようなことが再発しないよう、より一層の注意を払います」と謝罪した。
前回の著作権侵害と関連した遅れた対応で物議を醸したチェ・イェナのイシューを思い出させるが、迅速な謝罪と削除などのフォローアップで事件は一段落したようだ。チョン・ソミの新曲活動はこれから始まり、彼女が見せる今後の活動に注目が集まる。
写真=XPORTSNEWS DB, THE BLACK LABEL