オーストラリアとベトナムの二重国籍を持つグループNewJeansのハニ(HANNI)が、ベトナムでの論争の主人公となった。
韓国ではもちろん、海外でも高い人気を得ている中、共産主義傾向のあるベトナムの一部のネットユーザーがハニの国籍に不満を訴え、ハニに対する非難の世論を作っていると伝えられた。
2004年生まれのハニは、オーストラリアとベトナムの二重国籍で、2019年10月にメルボルンでオーディションに合格した後、2020年から約2年間の練習生生活の後、昨年7月にNewJeansでデビューした。
ハニーを非難するベトナムのネットユーザーは、ハニーの家族がベトナム戦争後にベトナムを去ったいわゆる「ボートピープル」だと指摘している。
以前、ベトナムのネットユーザーはSNS上でもハニの国籍に対する不満を持続的に言及し、「ハニがNewJeansから脱退してほしい」という書き込みを上げ、論争に火をつけたりも した。
ハニはオーストラリアのメルボルンで生まれ、オーストラリアとベトナムの二重国籍を持ち、両親はすべてベトナム出身で、父親はハノイ出身、母親はホーチミン市出身と伝えられ、現在ハニの祖父母を含む家族はすべてオーストラリアに居住していると伝えられた。
現在、ベトナム最大のK-POPコミュニティと呼ばれるK-CrushのページにアップされているNewJeansと関連した投稿には、非難の声が混じったベトナムのネットユーザーのコメントなどが続いており、ハニを擁護する世論まで対立し、論争を呼んでいる。
一方、NewJeansは去る19日、日本代表夏フェスティバル「サマーソニック2023」のステージに上がるなど、熱い人気の中で活動を続けている。
写真=XPORTSNEWS DB