ドラマ「告白攻撃」が大学の建物内で在校生の立ち入りを妨害した状態で撮影したことにより物議を醸している。
10日、大学生が認証後に出入りできるキャンパスコミュニティには「中央図書館でドラマを撮るから立ち入り規制」というタイトルの書き込みが掲載された。
当該学校は中央大学で在校生の話によると、今年10月に放送予定のKBS「ドラマスペシャル2023」の短編ドラマの一つである「告白攻撃」が校内の施設を利用して撮影をしたという。
在校生たちは「夕食を食べて行くのに立って待っていた」、「撮影しても私たちに何のメリットもないのに、閲覧室に聞こえるほど大声で叫んだ」、「学校の人達もこんなに統制するとは思わなかった」と、学生の移動統制や図書館内で大声を上げたと明らかにした。
また、学生たちは「訪問者のパワハラは言語道断」、「事前合意もなく、学生への敬意も欠けている」と指摘した。
ドラマ撮影チームは生徒たちに「静かにしろ」「頭を下げろ」など乱暴な言動で指示したという。当該学校の掲示板には「学生証の写真も撮らせてもらえなかった」、「私を外に待機させた」、「図書館以外の通路も塞いでいた」などの証言が夕方まで続いた。
この書き込みがオンラインコミュニティを通じて拡散されると、多くのネットユーザーは「この業界はどうしてこうなんだろう」、「撮影なら”はい”と言って怖がらなければばならないのか」、「毎回注意すると言ったのに、毎回同じようなことが起こるね」、「あなたたちは何様なの?」などの反応を示し、繰り返される撮影現場迷惑事例に疲労感を示した。
今年だけでも複数の番組の撮影問題が市民の批判を通じて明らかになったことがある。ドラマ「もうすぐ死にます」は、通りすがりの通行人に罵声を浴びせるスタッフが公式謝罪したことがある。
続いて「HEART SIGNAL4」は、夜明けまで続く住宅街での撮影による騒音、ドローン撮影によるプライバシー侵害問題などで放送前から批判を受けた。ドラマ「本当にお疲れさまでした」も有名観光地である青麦畑祭りで観光シーズンに撮影し、観光客を邪魔して物議を醸した。
毎回制作会社側は「注意を払う」と立場を明らかにしてきた。しかし、「先迷惑後謝罪」は誰にとっても得にならない状況、ドラマの第一印象がかかっているだけに、制作現場でもより一層の注意と対策が必要な時期だ。
一方、「告白攻撃」は、万年次席である”ガッセンラー(模範となる人生を生きている人)”チャ・ソクジンが万年首席”競走馬”の強硬主義のメンタルを揺さぶるために告白攻撃をしながら起こるトップ争奪キャンパスロマンスコメディで、俳優キム・ドフン、チェ・ウォンビンが出演する。 KBS「ドラマスペシャル2023」の7番目の作品だ。
写真=XPORTSNEWS DB