グループTWICE(トゥワイス)ナヨンが6億ウォン(約6600万円)台の債務不履行に関する「借金争い:ビットゥー(借金とMe Tooを組み合わせた言葉で芸能人の家族や親が昔、借金や詐欺をしたりしていたのを訴えられること)」訴訟で勝訴した。
19日、法曹界によると、ソウル東部地方法院第13民事部は、ナヨンの母親の昔の恋人であるA氏がナヨンとナヨンの母親を相手に起こした貸金訴訟でA氏側の敗訴で判決した。
A氏は「ナヨン側へ貸した6億ウォンを返せ」と訴訟を起こした。しかし、裁判所はA氏がナヨン側に12年間5億ウォン(約5500万円)を超えるお金を送金した事実については認めたが、これを貸金と認めるには証拠が不足していると判断し、敗訴判決を下した。
A氏は2004年から2016年まで12年間、5億3590万8275ウォン(約5980万円)をナヨン側に送金した。 また、ナヨンとナヨンの母親は2009年から2015年まで6年間、A氏名義のクレジットカードで1億1561万2093ウォン(約1290万円)を決済したという。
A氏は昨年1月、ナヨンとナヨンの母親を相手に訴訟を起こした。裁判で「当時、ナヨンの母親の頼みで生活費など必要な資金を貸した」とし、「練習生だったナヨンが歌手としてデビューしたらお金を返すことを約束したが、ナヨン側が約束を破った」と主張した。
しかし、裁判所はA氏の主張に対して「これを貸金と認める証拠がない」と認めなかった。 また、「A氏とナヨンの母親が当時恋人関係にあったことを考慮すると、これを貸金と断定することはできない」と明らかにし、生活費目的で支給されたと判断した。
今回の判決は確定され、A氏も1審判決に対して控訴しなかった。
TWICEナヨンの訴訟勝訴が知られた後、ファンたちも一息つく反応だ。ファンはこの日、コミュニティ掲示板に「ナヨンの”6億ビットゥー”訴訟判決で、裁判部はナヨン側に手を上げただけに、ナヨンがこれ以上個人的な問題で心的苦難を経験しないことを願う」という声明を発表した。
また、JYPエンターテインメントは19日、XPORTSNEWSに「すでに判決が確定して終結した件で、アーティストの芸能活動とは無関係なことで、特に申し上げることはない。ただ、その後の推測性の文章などでアーティストの名誉を毀損したり、侮辱する事案に対しては、断固として法的対応をする」と立場を伝えた。
写真=XPORTSNEWS DB, JYPエンターテインメント