グループ少女時代出身のジェシカが設立したファッションブランドBLANC & ECLARE(以下、BLANC)が賃料未払いで強制執行手続きを取ったことが分かった。BLANC側もこれに対する立場を伝えた。
先月24日、ソウル中央地裁はBLANCに対して2021年末、BLANCは清潭洞の建物に対して借り賃延滞訴訟を起こされ、賃料未払いの問題で建物明渡請求訴訟をされたことがあるという。
当該訴訟について裁判所は昨年6月に和解勧告(請求趣旨に反しない範囲内で和解するようにする裁判所職権)決定を下したが、BLANC側が関連条件を守らなかったため、引き渡し執行が行われた。
BLANCは少女時代出身のジェシカが2014年に設立したファッションブランドだ。ジェシカはBLANCの首席デザイナーで、恋人タイラー・クォンは代表としている。
25日、BLANC側は「BLANCも(ビルオーナーを相手に)訴訟を検討し、準備中」とし、フラッグシップストアの賃料未納による強制執行に対する立場を明らかにした。
この日、BLANC側は「コロナで外食業が大変だった時、ビルオーナーに事情を話して賃料を一時的に遅らせることができるか譲歩を求めたが、拒否され、3ヶ月間滞納したら出て行けという内容証明を受け取った」と先の状況を説明した。
これに合意したBLANCは、午後10時以降も営業が可能になった政府の指針に基づき、ビルオーナーにエレベーターの運行を要求したが、「逆にビル側は10時以降、エレベーターの運行停止及びメインの出入口まで閉鎖させてしまった」と主張した。
続けて「BLANCは仕方なく2階だった営業場に出入りするために8時以降に閉店する1階の衣料品店を通じて顧客を案内しなければならず、これにより6ヶ月以上、顧客の多数の不便、苦情によるクレームで深刻な運営の困難を経験したが、耐えながら運営のために最善を尽くした」と訴えた。
その上で、「結局、BLANCは4月初めに営業をこれ以上続けることができないと判断した後、営業停止及び賃貸契約解除を決定せざるを得なかった」とし、「建物主が3ヶ月以上の間、回答を延期してきたが、突然、運営中の営業所に訪問し、強制執行を行い、店舗を撤去させた」と明らかにした。
写真=XPORTSNEWS DB