俳優イ・ソンギュンが、風俗店の女性室長に騙されて麻薬と知らずに投薬したという趣旨の陳述をしたことが明らかになった。
5日、法曹界などによると、麻薬類管理に関する法律上、大麻・向精神薬の疑惑を受けるイ・ソンギュンは前日午後、仁川警察庁麻薬犯罪捜査系で受けた2次召喚調査で「風俗店の室長A氏が私を騙して何かを渡した。麻薬だとは知らなかった」と主張したという。
しかし、警察は1次召喚調査の際に押収したイ・ソンギュンの携帯電話をデジタルフォレンジックし、麻薬と関連した意味のある証拠も確保したという。
警察はイ・ソンギュンの陳述に信憑性があるかどうかをさらに確認した後、追加捜査を行った後、近く3次出頭要求をする予定だ。
一方、イ・ソンギュンは今年初めからA氏の自宅で大麻と向精神性医薬品などの麻薬類を投薬した疑いを受けている。
彼は先月28日、最初の召喚時に尿を採取して受けた麻薬類簡易試薬検査で陰性の判定を受けた。国家科学捜査研究員の精密鑑定依頼の結果も大麻などの成分が検出されなかった。
今月4日、3時間ほど行われた2次召喚調査を終えたイ・ソンギュンは「事実関係、様々な質問に誠意を持って正直に話した」と話した。
イ・ソンギュンの携帯電話のフォレンジック作業を進めてきた警察は、2次召喚で本格的にイ・ソンギュンに対する被疑者尋問を行った。警察は、イ・ソンギュンの容疑を認めるかどうか、薬物投薬回数などによって拘束令状を申請する案も検討しているという。
一方、警察はイ・ソンギュンをはじめ、歌手G-DRAGON、芸能人志望者、放送作家出身の作曲家、財閥3世など10人の麻薬投薬情況を確保して調査中だ。
写真=XPORTSNEWS DB