G-DRAGON(本名:クォン・ジヨン)が麻薬投薬容疑立件の関連調査に自主的に出頭した中、彼の態度にイ・ジヌクとユチョンが再召喚された。
去る6日午後、G-DRAGONは韓国仁川(インチョン)論峴警察署に位置する仁川警察庁麻薬犯罪捜査系の調査のために車に乗って登場した。
時間に合わせて到着した彼は、落ち着いたながらもファッションセンスを誇るスーツ姿で取材陣の前に立った。 彼はフォトラインを歩きながら、首と手首を曲げるなどのストレッチで緊張をほぐした。
続いて、自主的に出頭した理由については「調べてみないと」と余裕を見せ、麻薬疑いを問う質問には「私は麻薬関連の犯罪の事実はない。それを明らかにするためにこの場に来ている。実際、長く話すよりも早く調査を受けて出てくる」と堂々たる態度を見せた。
特にG-DRAGONは、調査や報道などを通じて関係者と言及された風俗店の室長や医師とも自分は関係ないと答えた。
G-DRAGONは自ら出頭を決定する前に、自分を取り巻く薬物疑いに関する報道が広まると、法律代理人を通じて「薬物投薬の事実がない」と言い、噂の流布に強硬な対応を予告したことがある。取材陣の前で大笑いするほど一貫して無実を主張する彼の余裕に、大衆は混乱し始めた。
それは、G-DRAGONの姿がイ・ジヌクとユチョンを連想させたためだ。
2016年、俳優イ・ジヌクは性的暴行の疑いで告訴された。彼は被疑者の身分で調査を受けるために警察に出頭し、「私が顔が知られているという理由だけで相手が虚偽告訴をあまりにも簡単に考えているようだ」と堂々とした立場を明らかにした。
彼は「虚偽告訴は本当に大きな罪だ」という名言を残し、誠実に調査に臨むと付け加えた。感情を抑えられない表情を見せたり、笑顔を見せたりしたイ・ジヌクは、実際に彼を告訴した女性Aさんの虚偽告訴罪が認められ、容疑を晴らした。
Aさんは虚偽告訴の罪で懲役8か月に執行猶予2年を宣告され、多くの人々に「虚偽告訴の罪」という概念を認識させた。
最初から最後まで無実を主張したイ・ジヌクが現在、それを曲げずに強調するG-DRAGONの行動に似ているという反応が続いている状況だ。
しかし、同じ「麻薬投薬の疑い」で芸能界麻薬論難の先例となったユチョンは、結末は異なっていた。
去る2019年、元東方神起・JYJメンバーである俳優のユチョンは、薬物投薬の疑いを受ける元恋人ファン・ハナの警察調査中、一緒に麻薬をした芸能人として指名され、物議を醸した。
これにユチョンは自ら緊急記者会見を開き、取材陣の前で「決して麻薬をしたことも、勧めたこともない」と悔しさを訴えた。
彼は準備した台詞を読みながら「麻薬調査を受ける」とまず自主的に捜査に臨むことを明らかにした。また、「容疑が認められれば、芸能人パク・ユチョンとしての活動を中止し、引退する問題を超えて、人生のすべてが否定されることになる」と強く語った。
ユチョンもG-DRAGONと同様に警察に自主的に出頭した。
このようなユチョンの自信満々の態度に、韓国内外のファンたちは彼を信じると応援のメッセージを残した。
しかし、3回の警察調査で一貫して無実を主張していたユチョンは、毛髪検査では麻薬「陰性」の反応が出たが、足の毛を通じた検査結果ではヒロポンが検出された。
結局、ユチョンは堂々とした態度に足を引っ張られ、不名誉な芸能界引退をすることになる。すべての陳述を覆し、「自分自身を捨てるのが怖かった」と薬物投薬を認めたユチョンに、長年所属していた事務所CJeSエンターテインメントは「ユチョンと信頼関係を回復できないと判断し、専属契約解除を決定した」と彼の芸能界引退を伝えた。
理由のある堂々とした態度と疑問の自信を表明した二人の芸能人の事例を思い出すというG-DRAGONの行方に対し、ネットユーザーは「今更ながら分からない」、「これまで芸能界に色んなことがあったんだな」、「こうなると、もっと結果が気になる」と今後の捜査結果とG-DRAGONの立場にさらに注目している状況である。
一方、G-DRAGONは薬物簡易検査で陰性の判定を受け、直接精密検査も要請している状態だ。警察はG-DRAGONの尿と毛髪などを採取し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼する方針だ。
G-DRAGONは追加調査と今後の携帯電話の提出などについても「今後、必要に応じて提出する必要があれば出す」と警察に協力するという立場を明らかにした。
写真=XPORTSNEWS