カカオエンターテインメントがクリエイティブと優れた企画のKコンテンツで、国内をはじめ海外の視聴者らからも好評を受け、グローバルな興行を続けている。
BARAMピクチャーズとカカオエンターテインメントが制作したtvN土日のドラマ『無人島のディーバ』が10月に初放送されて以来、パク・ウンビンの「信じて観る」演技と確かなストーリーライン、感覚的な演出、華やかな映像美まで加わって視聴者に温かい癒しを与え、連日話題を呼んでいる。
自己最高視聴率を更新し、19日に放送された第８回は首都圏世帯基準平均9.4%、最高10.9%を記録し、ケーブルおよび総合チャンネルで同時間帯視聴率１位を固め、国内視聴者を魅了しただけでなく、Netflixを通じて海外の視聴者にも熱い応援を得ている。放送直後、日本、香港、ブラジル、メキシコ、チリ、インドなど世界40カ国以上でTOP10にランクインし、グローバル５位を記録するほど世界各地で愛されている。（OTTランキング集計サイトFlix Patrol基準）
韓国tvN 土日ドラマ『無人島のディーバ』は、15年ぶりに無人島から救出された歌手志望のソ・モクハ（パク・ウンビンの劇中役）のディーバ挑戦記を描いたドラマ。
無人島で救出され、困難の中でも歌手の夢を失わないソ・モクハと、彼女を通して全盛期を思い出し、勇気を得る昔のディーバユン・ランジュ（キム・ヒョジン）の無邪気なウォーマンス（女同士の友情）が温かな癒しだという評価を得ている。さらに、ソ・モクハともめながらも絶対的に支持する二人の兄弟カン・ボゴル（チェ·ジョンヒョプ）とカン・ウハク（チャ・ハギョン）とのケミ（ケミストリー、相手との相性）など、人生逆転ストーリーから家族間の葛藤まで様々なストーリーがスピーディーに展開され、週末の夜に目が離せない没入感で視聴者を魅了している。
『無人島のディーバ』の人気上昇に、これを制作したカカオエンターテインメントも満面の笑みを浮かべている。今年下半期、カカオエンターテインメントが発表した作品が相次いで韓国国内はもちろん、グローバル視聴者からも熱い愛を受け、優れた制作能力を証明している。本社と子会社が有機的に結合してマルチスタジオシステムを高度化し、これにより各社の個性とクリエイティブを活かして強力な相乗効果を生み出しているという解釈だ。
先月９月にもカカオエンターテインメントが発表した作品がグローバルOTTで公開され、秋夕（チュソク）連休を熱くした。カカオエンターテインメント傘下のBARAMピクチャーズ、SANAIピクチャーズが力を合わせて公開したDisney+オリジナルシリーズ『最悪の悪』は、チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミなどの俳優たちの熱演で新しいKアクションノワールのジャンルを開いたという好評の中、韓国はもちろん、台湾、シンガポールなどでも１位を獲得し、高い人気を得た。（ OTTランキング集計サイトFlix Patrol基準）
特に、世界最大規模のコンテンツ評価サイトIMDbの評価8.6を記録し、10月末現在、今年公開されたグローバルOTTオリジナル韓国シリーズの中で１位を獲得し、グローバル視聴者から熱い支持を得ていることを証明した。
Netflixシリーズ『剣の詩』(脚本ハン・ジョンフン/演出ファン・ジュンヒョク、パク・ヒョンソク）も公開と同時に韓国１位を獲得したのはもちろん、香港、インドネシア、シンガポール、フィリピン、タイ、トルコ、ブラジルなどの全世界26か国でTOP10リストにランクインするほど高い人気を得た。カカオエンターテインメント傘下のBARAMピクチャーズがUrban Works、スタジオドラゴンとの共同制作作品として、銃術、剣術などを総括した新鮮なウエスタンアクションジャンルにキム・ナムギル、ソヒョン、ユ・ジェミョン、イ・ヒョンウク、イ・ホジョンなどの俳優らの活躍も加わり、海外の視聴者たちにとって馴染みのない1920年代を背景にしているにもかかわらず、グローバルな視聴者を魅了した。
それだけでなく、カカオエンターテインメントが発表したNetflix『ゾンビバース』（演出パク・ジンギョンCP、ムン・サンドンPD）もKゾンビとKバラエティを組み合わせた新しい概念のゾンビ・アクション・バラエティ番組で斬新な楽しさを伝え、NetflixグローバルTOP 10シリーズ（非英語）部門で５位を占め、韓国をはじめメキシコ、ペルー、エクアドル、シンガポール、香港、台湾、タイ、ベトナムなど13か国TOP 10リストに入る成果を成し遂げた。（出典：Netflix TOP 10）
今年下半期にグローバルヒット作を次々と発表したカカオエンターテインメントは、年末までグローバル興行収入を続ける計画だ。早くもグローバルファンたちの期待が集まっているNetflixシリーズ『京城クリーチャー』は12月22日にパート１を、１月５日にパート２を公開する予定だ。
時代の闇が最も濃かった1945年の春、生存が全てだった二人の青春が人間の欲望の上に生まれた怪物に立ち向かう物語で、STORY & PICTURESメディアとカカオエンターテインメントが制作し、傘下のクリエイターグループであるGLELINEのカン・ウンギョン作家が執筆を、チョン・ドンユン監督が演出を担当した。さらにAwesome ENT所属の俳優パク・ソジュンがタイトルロールを務めるなど、カカオエンターテインメントのスタジオ制作力が集結した作品。スタジオドラゴンが共同制作し、ハン・ソヒ、スヒョンなどのグローバル人気俳優らが多数出演し、期待を集めている。
芸能コンテンツもグローバル視聴者を魅了する。11月28日に公開されるNetflix『コメディ・ロイヤル』は、K-コメディを代表する20人が年齢、経歴、階級章を捨てて戦うお笑いバトルバラエティで、クォン・ヘボムPDが演出を担当した。イ・ギョンギュ、タク・ジェフン、ムン・セユン、イ・ヨンジン、チョン・ヨンジュンの５人のマスターを筆頭に、クァク・ボム、キム・ドゥヨン、キム・ソンジン、ナ・ソンウクなど、最近人気を集めているお笑い芸人15人が出演する。
カカオエンターテインメントは「独創的なクリエイティブ、作品の企画・流通などのコンテンツビジネスのノウハウを集約した差別化されたマルチスタジオ体制を基盤に、プラットフォームの境界線を越えたグローバルスーパーIPの企画、制作に力を集中している」とし、「多様なウェルメイドコンテンツでグローバルスタジオとしての地位を固めるとともに、Kコンテンツがグローバル市場でメインストリームとして地位を確立するよう投資を続けていく」と明らかにした。
写真=tvN、Netflix、ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア、XPORTSNEWS
