Mocoエンターテインメント側がトロット(演歌)歌手キム・ヒジェとTNエンターテインメント副代表を詐欺罪で告訴した中、警察が「容疑なし」で不送致を通知した。
19日、TNエンターテインメントによると、警察は去る15日、歌手キム・ヒジェとTNエンターテインメント副代表カン・モ氏の詐欺容疑について「容疑なし」で不送致を通知した。
Mocoエンターテインメントは昨年7月13日、キム・ヒジェとTNエンターテインメント副代表カン・モ氏を詐欺罪で警察に告訴した。キム・ヒジェは昨年7月から2回目の単独コンサートを開催する予定だった。
Mocoエンターテインメントはこの公演の公演企画会社として契約を結んだが、契約書に明記された出演料を期限までに支払わなかった。これに所属事務所が是正を要請、MoCoEntは最後まで約束を履行せず、結局公演開催は中止となった。
しかし、MoCoE側はこれをめぐってキム・ヒジェと所属事務所に責任があるとし、詐欺罪で警察に訴え、損害賠償訴訟も提起した。その後もモコエンタ側は、高額の高級品など協賛物品を返却しなかったと主張した。
しかし、先の損害賠償訴訟では裁判所がMocoエンターテインメントの請求を棄却し、警察もキム・ヒジェと所属事務所の副代表の詐欺容疑について「容疑なし」で不送致決定を下した。
これと関連し、TNエンターテインメント副代表のカン・モ氏は「アーティストのキム・ヒジェの名誉を回復できてよかった。残りの事件についても今のように法の裁定を待つつもりで、名誉回復のために努力を続けていく」と心境を明かした。
写真=XPORTSNEWS DB