グループB.A.P出身のヒムチャンが裁判中にも性的暴行および違法撮影をした中、検察が懲役7年の求刑を言い渡した。度重なる失望的な行動に世間の非難も激しい。
16日、ソウル西部地裁刑事合議第12部(クォン・ソンス部長判事)の審理で開かれた判決公判で、検察は「犯行手口と回数、経緯と行為に照らして被害者が非常に極度の苦痛を被っている」とし、ヒムチャンに懲役7年を求刑した。
また、検察は身元情報公開・告知、10年間児童・青少年および障害者関連機関への就職制限、3年間の位置追跡装置装着、4年間の保護観察命令も出してほしいと裁判所に要請した。
ヒムチャンは昨年5月、自宅まで送ってくれた被害者を性的暴行した後、違法撮影し、翌月6月に被害者と連絡する過程でわいせつ物を送信した疑いがある。当時、ヒムチャンはその前に犯した強制わいせつ事件で裁判を受けていた。
公判中、ヒムチャンは被害者との和解に向けて努力中だと明らかにした。しかし、被害者側は和解の意思がないことを明らかにし、厳罰を求めた。
ヒムチャンは昨年にもソウル龍山区に位置する知人の飲食店で女性2人の腰をつかむなど強制的にセクハラした容疑を受けた。これは2回目の性犯罪で、当時ヒムチャンはすべての容疑を認め、被害女性2人にそれぞれ1千万ウォン(約109万円)を渡して和解書を提出し、善処を訴えた。
しかし、2回目の強制わいせつ容疑の公判中の昨年5月、ソウル市銀平区一帯で女性を強制わいせつした容疑で警察に立件され、調査を受け、3回目の性犯罪事件が加わり、この事実が知られて激しい非難を受けた。
世間の反応は冷ややかだ。ネットユーザーたちは「ヒムチャンは正気を失っている」、「7年の求刑も軽いと思う」、「違法撮影までするなんて、なぜそんなことをしたのか」、「アイドルから犯罪者に転落した」、「3回も性犯罪は本当にありえない」などの非難が続いた。
一方、ヒムチャンは2012年にグループB.A.Pとしてデビューした。2018年にメンバー2人が脱退し、2019年に残りのメンバーの所属事務所との専属契約が終了し、事実上解散した。
写真=XPORTSNEWS DB