インスパイアアリーナがK-POPアーティストたちが韓国の舞台でグローバルな地位をさらに輝かせる新しい多目的屋内公演場の誕生を発表した。
23日、仁川永宗島のインスパイア・エンターテインメント・リゾートで記者会見とメディアツアーを行った。
本格的なツアーに先立って行われた記者懇談会イベントには、モヒガン・インスパイアの最高マーケティング責任者(CMO)Michael Jensen)インスパイア・アリーナ総括(General Manager)チャン・ヒョンギ常務が出席し、インスパイアのビジョン、インスパイア・アリーナについて紹介し、質疑応答の時間を持った。
合計15,000人以上を受容できる(センターステージ基準)韓国初の多目的室内公演場インスパイア・アリーナは、音響及び照明、映像、カメラなどの最先端公演装備から可変型座席とステージ、大型イベント制作に容易なローディングシステムなどを通じて高品質のエンターテイメントイベントを実現する計画だ。
建築音響シミュレーションを通じた設計はもちろん、吸音設備、冷暖房の流速を考慮した音の歪みを最小限に抑え、高品質なサウンドを感じることができる。また、ステージと客席間の距離を最小化し、観客はアーティストの顔をより近くで見ることができ、アーティストも観客と近くでコミュニケーションを取りながら呼吸できるのがメリットだ。
さらに、天井は100トンの荷重に耐えられるように設計され、180個のリギングポイントを通じて多様な舞台演出が可能です。チャン常務は「通常、3千席以上の公演場は40トン以上の重量に耐えられない。KSPO DOME(旧体操競技場)も数年前にリノベーションをして40トンまで吊るすことができ、高尺ドームは天井に吊るすことができない。インスパイア・アリーナは同時に100トンまで吊るすことができる。インスパイア・アリーナだから可能だ」と説明した。
チャン常務は、最近インスパイア・アリーナを訪問した公演演出関係者が「BTS、BLACKPINKのワールドツアーのデザインをする際、ステージを準備するのに、韓国にはそれにふさわしい公演場がなかった」と話し、「涙が出る」と話したという逸話を紹介した。
その上で「韓国のK-POPコンテンツなのに、韓国で公演する場所が今までなかったというのはおかしい」と力強く語った。
また、チャン常務は最近の主要音楽授賞式が海外で開催される現状を惜しんだ。 彼は「ほとんどのK-POP授賞式や公演が海外で行われる。それだけ韓国国内の公演場に対応できる施設がないこともあり、海外にK-POPを切望するファンが多いからだ」と予想した。
続けて「海外に出て観客動員事業でお金を稼いでいる。残念だ。インスパイア・アリーナはK-POPコンテンツを準備している。去年やってみたら、海外の観客がK-POPコンサートを見るために重い荷物を持って来てくれた。様々なインターナショナルなコンテンツを通じて、非常に多くの海外観光客が流入することを期待している」と付け加えた。
写真=インスパイア