歌手IU(アイユー)の新曲「Love wins all」が一本の映画のような高い完成度で話題になっている。一般の人々も様々な余地を残すミュージックビデオを見て様々な解釈を出している。
24日深夜、IUの先行公開曲「Love wins all」のミュージックビデオが公開された。音源は同日午後6時に発売される。
「Love wins all」のミュージックビデオにはIUと一緒にBTS(ビーティーエス)のVが出演すると知られ、早くから話題を集めた。恋人になったIUとVは、キューブを避けて逃げながら様々なファンタジー的な状況を経験している。現実と非現実を行き来する幻想的なオブジェとIUとVの熱演が目立つ。
ミュージックビデオ公開後の反応は熱い。ネットユーザーたちは「なぜたった5分しかないんだ。一本の映画のようだ」、「VとIUのビジュアル合わせたらやばいね」、「歌もいいし、ミュージックビデオもよくできた」、「もう何回目か分からない」などの好評が続いた。
特に様々な解釈が続き、ミュージックビデオを何度も見る人も少なくない。IUとVを執拗に追いかけるキューブからビデオカメラの存在、IUの唇の中のチェーンとVの白いレンズ、ウェディングドレスとタキシードの相関関係など、様々な解釈が出ている。
ネットユーザーたちは「キューブは死そのものではないか」、「キューブはウイルスに感染したゾンビ」、「キューブは主人公たちへの差別」、「IUとVの結婚式の招待客が祝福するのではなく、指差している」、「キューブがエンディングクレジットまで出てくる」など多様な解釈が続いている。
ミュージックビデオの演出を担当したオム・テファ監督は「世界観自体が現実と違って異質で抽象的な設定なので、ミュージックビデオに対する様々な視点による多様な解釈も歓迎する」と伝えた。
写真=XPORTSNEWS DB、ミュージックビデオ画面キャプチャ