グループBTSのJINを見るために勤務地を無断離脱して物議を醸した看護将校A氏側が「支援要請を受けた」と主張したと伝えられた。
京畿道に位置するB部隊で勤務中の20代女性看護将校A氏の法律代理人は20日、ハンギョレとの単独インタビューを通じて当時の状況を明らかにした。
これに先立ち、A氏がB部隊から車で約30分かけてJINが勤務しているC師団新兵教育隊を訪問し、当時JINに流行性出血熱2次予防接種を実施した事実が先月明らかになった。当時、A氏は訪問部隊の看護将校B氏と個人的な親交があり、事前に密談してJINに近づいたとされ、物議を醸した。
これに対し、A氏の法律代理人は「JINが所属する新兵教隊の看護将校から協力要請を受けて訪問し、予防接種を行っただけ」と主張した。
A氏がなぜC師団新兵教育隊で予防接種をしたのか尋ねると、法律代理人は「C師団新兵教育隊の看護将校が予防接種1週間前に注射行為は医療行為なので、誰でも注射できないので予防接種支援協力を要請してきた」と明らかにした。
当時、C師団の内部事情で予防接種支援要請が難しく、隣接部隊に勤務するA氏に協力を求めたという。法律代理人は「彼らは部隊に転入してから4ヶ月ほど経ち、仕事が多い時は隣接部隊の看護将校に協力を求めて働いてきた」と説明した。
また、予防接種当時、訓練兵1人当たり3本の注射を素早く打たなければならない状況だったとし、「訓練兵の顔を見たり、話しかける時間もなかった。訓練兵がマスクを着用していたため、他の部隊所属のA氏の立場では、JINが誰なのか区別できなかった」と主張した。
また、勤務時間中に指揮官の許可なしに無断離脱したという部分にも「A氏が事前に口頭で報告し、これを義務班長(軍医官)が承認した」と説明し、懲戒対象事実ではないと反論し、現在、無断離脱の有無の争いにより懲戒手続きを中断し、司法機関の判断に任せたと明らかにした。これに対し、軍関係者も先月、XPORTSNEWSとの電話通話で「A氏と主張が相反し、法的争いまで行った状況」と明らかにしたことがある。
軍検察の調査が進むにつれて、C師団の懲戒委員会の開催はしばらく中断されたという。軍当局は「調査過程で関係者の供述が変わるなど追加調査が必要で、現在、軍検察の調査が進行中であり、その結果、法と規定に基づき処理する予定」と説明した。
一方、JIN は昨年12月に入隊し、現在、C師団新兵教育隊の助教として服務している。除隊予定日は来年6月だ。
写真=公式チャンネル、XPORTSNEWS DB