「どこへ行きたいですか」のパク・ハソンが亡くなった弟を思い出した。
28日午後、ソウル中区のあるカフェで映画「どこへ行きたいですか」で演じたパク・ハソンとのインタビューが行われた。
「どこへ行きたいですか」は、突然の事故で夫を亡くし、ポーランド・バルセロナに旅立ったミョンジ(パク・ハソンの劇中役)と同じ事故で弟を亡くしたジウン、親友と別れたヘスが傷を癒し、優しい慰めを伝える物語を描いた作品だ。
この日、パク・ハソンは「監督の前作「フランスの女」を遅れて見て、とても良かったので、いつか監督と一緒に作品を作りたいと思った。 しかし、しばらくして監督から連絡があり、シナリオを読む前にやらなければならないと思った」と出演を決めた理由を語った。
彼は「シナリオと原作小説を見て、とても悲しくてポロポロ泣いた。劇中のジヨン(キム・ジョンチョル)が姉のジウンに言う言葉が個人的に心に響く部分があり、すっきりと泣いたらそれが解消された」とし、「この感情が伝わればいいなと思った。私から冷静に泣いたのがこの作品の魅力ではないかと思った。癒しを受けた感じなので惹かれた」と語った。
続けて、「弟が発達障害を患っていたので、’お姉ちゃんごめんね、ありがとう、愛してる’という言葉をなかなか言えなかった。 しかし、弟が突然天国に行き、家族は弟を先に送り出すことになり、申し訳ない気持ちがある。 その感情が解消されず、後悔の気持ちしかなかったが、’お姉ちゃん、ご飯食べてね’という台詞が、まるで弟が私に話してくれるようでとても良かった」と明かした。
一方、「どこへ行きたいですか」は7月5日公開予定だ。
写真=㈱NKコンテンツ