グループBTSのVが「惜しみなく与えるコンテンツ」でソロデビューをさらに期待させている。
Vは来る9月8日、初のソロアルバム「Layover(レイオーバー)」を発売し、BTSの最後のソロランナーとして登場することになった。
Vがデビュー後初めて発売するソロアルバムには5曲とボーナストラックまで計6曲が収録された。特にVはタイトル曲である「Slow Dancing」はもちろん、「Rainy Days」、「Blue」、「Love Me Again」、「For Us」など全曲のミュージックビデオ制作を予告して期待を高めた。
正式発売に先立ち、Vは「Rainy Days」、「Love Me Again」のミュージックビデオを公開した。2つのミュージックビデオでそれぞれ異なる魅力を披露し、アミー(ARMY,BTSのファンを指す言葉)たちの熱い反応を引き出した彼は、もう一つの収録曲「Blue」も来月13日にミュージックビデオ公開を予告、映画のワンシーンのようなティーザーを公開し、期待を高めている。
さらに、Vの「Layover」はNewJeansを立ち上げたADORのミン・ヒジン総括プロデューサーが一緒に完成させたアルバムという点も大きな話題となった。
特に、先に公開されたコンセプトフォトは、飾らない日常の瞬間を捉え、ファンを歓喜させた。ミン・ヒジン特有の感性的なコンセプトとVのビジュアルが相乗効果を発揮したこと。また、全曲のミュージックビデオ制作に加え、60枚に及ぶコンセプトフォトの公開など、惜しみないコンテンツで待っているファンをさらに喜ばせた。
Vもカムバック前の予熱に心血を注いでいる。
彼は来る28日、これまで無料音源形式で発表した自作曲「風景(Scenery)」、「Winter Bear」、「Snow Flower」を正式発売する。 また、最近ファンコミュニティプラットフォームWeverseを通じてソロ出撃を控えた近況を伝え、ダイエット中であることを明らかにした。彼は「今、体重が62kgになった。ダイエットをしなければならない」と話し、活動を控えて努力している姿で好奇心をそそった。
Vは「ステージ」でもファンとの出会いを予告した。来る9月、NAVERとプレイリストが新たに立ち上げた韓国初の月間K-POPチャートショー「NPOP」に出演する。Vは、新アルバムタイトル曲を含む4曲を披露する。曲ごとに差別化された空間演出を予告し、Vのソロパフォーマンスにも関心が集まっている。
アメリカの公共ラジオ放送NPRミュージックが制作した人気番組「タイニーデスクコンサート(Tiny Desk Concert)」の韓国版にも出演を確定した。プログラムは「図書館」で出演ミュージシャンとバンドセッションが一緒にライブを繰り広げる様子が収録される予定で、Vはキム・チャンワンバンド、ソヌ・ジョンア、ユン・ソクチョルトリオ、クォン・ジンアなどと一緒にラインナップに名を連ね、ライブを期待させた。
ソロとして「ステージ」への自信を感じさせる行動で期待を集めているVは、先月11日に先行公開した「Love Me Again」でビルボードメインソングチャート「ホット100」に96位で初参入する快挙を成し遂げ、正式発売にも青信号を灯した。Vは異色の試みをしたり、先行公開などで惜しみなくコンテンツを公開しているだけに、9月の正式ソロデビューに向けての期待も高まっている。
写真=XPORTSNEWS DB, BIGHIT MUSIC