俳優ソン・ジヒョに精算金9億ウォン(約9900万円)を未払いし、従業員の賃金を滞納したUZUROCKSが(ウジュロックス)新沙洞事務所から退去する見通しだ。
14日、スポーツソウルは元UZUROCKSの従業員の言葉を借りて、ビルオーナーがオフィス退去を要請し、近いうちに江南区新沙洞のオフィスを出なければならないと報じた。
現在、UZUROCKS事務所は電気代と水道代が未納で電気と水道が止まった状態という噂だ。これまで社側の立場を代弁してきたUZUROCKS関係者も、賃金未払いで社側を雇用労働部に申告したという。
UZUROCKSが廃業申告をすれば、ソン・ジヒョをはじめ、ジ・ソクジン、イ・ヒョンウ、オ・マンソク、Koyoteベッカなど所属芸能人とUZUROCKSが制作したウェブ芸能に出演したキム・ジョンミンなどが出演料を受け取れなくなるとみられる。
UZUROCKSはベッカのソロアルバム「CURE」ミュージックビデオ制作に参加したスタッフたちにも精算金を支給しなかったと伝えられたことがある。
先にソン・ジヒョは去る4月、前所属事務所であるUZUROCKSに専属契約解除を通知した。
彼女は約9億ウォン(約9900万円)に達する未払いされた精算金について5回内容証明を送り、最近精算金未払い請求訴訟を提起した。続いて、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律(横領)の疑いで告発状を提出した。
ソン・ジヒョがUZUROCKSから受け取るべき精算金は約9億8400万ウォン(約1億900万円)だという。ソン・ジヒョ側は、UZUROCKS前代表のパク氏が広告モデル契約金9億ウォンをはじめ、計12億ウォン(約1億3300万円)のお金を横領したと主張した。
当時、「どうしてこんな決断をしたのか。詳しい内容を説明することはできないが、我慢して悩んだ末に決断したということは言えると思う」と吐露した。
UZUROCKSの従業員たちは雇用労働庁にパク元代表を賃金滞納の件で申告し、陳情書を提出した。この過程で、ソン・ジヒョが給料が精算されず生活苦に陥った従業員のために私費で従業員の手術費を決済し、活動費を代用したなどの美談が伝えられたこともあった。
UZUROCKSは米国の金融機関と関連した300億ウォン(約33億2500万円)の投資金額を誘致し、資金執行が行われると言って何度も精算金を支給すると約束したが、これを守らなかった。現従業員に遅れた給与の一部を支給した。
写真=XPORTSNEWS DB