笑顔でさようなら…BLACKPINK「BORN PINK」終演「泣かないよ」

グループBLACKPINKのワールドツアー「BORN PINK」歴史的な記録行進の中、待望のフィナーレ公演まで成功した。

BLACKPINK(ジス・ジェニー・ロゼ・リサ)のワールドツアー「BORN PINK」フィナーレコンサートが17日午後、ソウル市九老区高尺スカイドームで開かれた。今回のフィナーレソウル公演は前日から続き、両日で3万5千人の観客を動員した。

BLACKPINKは昨年10月、ソウルを皮切りに34都市、64回に達するガールズグループ史上最大規模のワールドツアーを続けてきた。K-POPガールズグループ史上最大規模のワールドツアーという記録に、K-POP女性アーティストとして初めて韓国最大の室内公演場である高尺ドームに進出するという記録まで加え、連日「記録行進」を続けてきたBLACKPINKだ。

この日の公演は「BORN PINK」の長い道のりを締めくくる特別な時間だけに、メンバーたちのさらにパワフルなエネルギーと情熱を感じることができた。 特に今回のフィナーレソウル公演は、コーチェラ公演の一部パフォーマンスを積極的に活用し、さらに大きくなったスケールを誇り、LEDスクリーンからレーザー、照明、特殊効果など様々な演出要素まで加え、完成度の高い公演を披露した。

グループでも個人ステージでも、会場を訪れた観客の満足度を満たすのに十分だった。BLACKPINKはこの日「Pink Venom」を皮切りに「How You Like That」、「Pretty Savage」、「Kick It」、「WHISTLE」、「Kill This Love」、「PLAYING WITH FIRE」、「DDU-DU DDU-DU」などヒット曲のステージを繰り広げ、2時間余りのランニングタイムを埋め尽くした。

さらに、ジェニの「SOLO」と「You & Me」、ロゼの「GONE」と「On The Ground」、ジスの「All Eyes On Me」と「FLOWER」、リサの「MONEY」まで個人ステージまで盛りだくさんで公演の盛り上がりを増した。

また、ツアー中歴代最多人数が投入されたダンサーたちの熱いステージパフォーマンスも加わり、一瞬も目を離すことができなかった。BLACKPINKとツアーを共に歩んできたライブフルバンドの演奏もそれだけでも驚くべきクオリティを誇り、公演の完成度を一気に引き上げた。

本当に一瞬たりとも休む暇がないライブだった。メンバーはひたすら演奏に没頭している様子だった。公演終盤、ファンとのコミュニケーションの時間を持ったBLACKPINK。 ロゼは「こんなにたくさんの方が来てくれてありがとう。今日は泣かないよ。」と笑顔を見せ、ファンの歓声を誘った。

続けてジェニーは「今までのショーとは違って、一つ一つが終わるたびに胸が熱くなる。本当に1年を締めくくる日なので、最後まで一緒に楽しんでほしい」と意味を込め、客席の拍手を誘った。

アンコール公演前の最後のステージを終えたBLACKPINKのメンバーは、手を繋いだまま頭を下げて挨拶をしてステージを降りた。その後、ファンのためのダンスチャレンジの時間が続き、アンコール公演前の熱気を盛り上げ、「BORN PINK」の最後の締めくくりの寂しさを和らげた。

その後、BLACKPINKはアンコールステージでテンションが最高潮に達し、笑顔でファンともう一度コミュニケーションを取り、世界中のBLINKと一緒にこの日の祭りの締めくくりを楽しんだ。

一方、BLACKPINKはこの日、所属事務所であるYGエンターテインメントとの再契約についての言及は一切なかった。ただ、「これからも素敵なBLACKPINKでいる」という言葉で今後の活動に対する前向きな意味を伝え、ファンの反響を呼んだ。

写真=YGエンターテインメント