SF9を消したロウン、脱グループの行方に「憎まれっ子」

ロウンが自分の名前の前にあったSF9という所属を消してしまった。これから俳優としてのみ活動するという彼の宣言に、長い間SF9ロウンを愛していたファン達は複雑な気持ちになるばかりだ。

18日ロウンの所属事務所FNCエンターテインメントは、ロウンの脱退のニュースを伝えた。”SF9はロウンを除いた8人体制で再び飛躍する計画”とし、ロウンは演技をはじめとする個人活動に専念する予定だと明らかにした。

ロウンを含むSF9メンバー全員は再契約したが、ロウンはチームを脱退し、俳優活動に専念すると付け加えた。

事実上、予告された行動という反応が大半だ。ロウンはドラマ「偶然見つけたハル」を通じて俳優としての地位を固め、その後、グループ活動は目立たなくなった。昨年2020年、腰の椎間板ヘルニアのためグループ活動に参加せず、昨年7月にも作品活動と並行するのが難しいという理由でアルバム活動に参加しなかった。

チーム活動に参加しない理由は様々だったが、JTBC「先輩、その口紅塗らないで」、KBS2「恋慕」、MBC「明日」、JTBC「この恋は不可抗力」まで演技活動は休むことなく続いた。

ドラマ「シグナル」、「SKYキャッスル」などに出演し、ロウンより先に演技派として注目されたチャニとは比較的比較される行動。チャニはその後、Mnet「KINGDOM : LEGENDARY WAR」にSF9として出演するためにドラマの主演を辞退したこともある。

特にファンの間では、ロウンが10月9日にソウルオリンピック公園オリンピックホールで開かれるファンコンサート「「ONE DAY PROJECT OF9 -unlock FANDORA- in Seoul」に出演するかどうかに対する期待が大きかった。軍服務中のジェユンを除いて、久しぶりにメンバーを揃って見ることができた舞台だっただけに、全員でステージに立つ姿を待ち望んでいたのだ。

しかしこれもロウンの脱退により、結局ロウンとジェユンを除く7人での出演となった。

チームを去るタイミングも残念な状況であるだけに、ロウンに対する非難の声は収まらないようだ。彼が今後どんな良い演技で大衆の愛に応えるかは分からないが、俳優である前にSF9のメンバーであるロウンを演技開始段階から応援していた人たちには、どんな恩返しができるのか疑問だ。

写真=XPORTSNEWS DB